otomonekoの日記

ゲームを楽しむ日々を綴る日記

夏イベント「大海賊の秘宝」で遊んできました

【DQX】

プレイ時間が短くて、なかなか手をつけられなかった夏イベント2に、プクリポでようやく行けました。サブではとっくに終わっていたのですが、エルフと一緒に行こうと思うと、まとまった時間がとれなかったんですよね。

 

夏イベント会場の真ん中の島にいるデュレーク船長に会いにいきます。

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ジャブジャブ・・・けっこう遠いですよ。

デュレーク船長は体が透けてみえて、見るからに幽霊です。

彼からこの辺りの海に流れてくるタルは元々自分たちのもので、中にお宝が入っているのでそれを集めてきてほしいとお願いされます。

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 10分に一度流れてくるお宝を、一つ回収してはデュレーク船長のところに戻って宝箱をあけてもらいます。

しかしハズレが多い! 上やくそうやまほうの小ビン、まれに宝石系もはいっていますが、お目当ての「聖印」はなかなか手に入りません。しかもこれを「炎水風花土」の5種類集めなくてはいけないのです。

「聖印」はその名のとおり各種族をあらわしていて、その種族のものがでやすいそうですが、あまりその実感はありませんでした。プクリポなのに花がでたのは遅めでしたし、3回に1つ当たりがでればいいくらいだと思いました。

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ハァハァ・・・何度往復させるんじゃい!

聖印はデュレーク船長に回収されますが、重複したものはアイテムとしてつかうものに残ります。それを他のプレイヤーと交換することができるので便利でした。

 

5つの聖印を揃えると、デュレーク船長が語りだします。

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「あれはもう・・・今から500年ほど前のことだ。

アストルティアに未曾有の災厄が訪れた。・・・いつわりの太陽が地表を焦がし、そこに住む者たちを次々に焼いたのさ。

オレたちは人々の混乱に乗じて宝を盗み出し、この船にたんまり載せて逃げ回っていた。いつわりの太陽が消え去る日を待ってな」

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「オレは島に住む者たちを集めて、ありったけの食いもんを出せと命じたんだ。切っ先がノドにかかるほど剣をつきつけてな。

だがあいつらはそんな脅しに動じなかった。それどころか極悪非道のデュレーク海賊団をつかまえてこう言ったんだ」

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「・・・あのいつわりの太陽のせいで、この世界は狂っちまったんだ。略奪に来た海賊を、まさかの神様扱い・・・。そんな異様な光景を目の当たりにして、オレ自身も狂っちまったんだろうな・・・。

胸に熱い想いがたぎってきてなぁ。気がついたらヤツらを船に乗せていたんだ。全員乗れるように大切な宝を捨ててな。

その後も行く先々で宝を捨てては苦しんでる人たちを船に乗せたよ。捨てる宝がなくなったら乗員たちが荷物を捨て、船を軽くしてくれた。

だが救いを求める人々はあとを絶たず、ついにこの船にも限界が来た。これ以上人を乗せたら船は沈んじまう・・・」

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「みんなで安らぎの地にたどり着く・・・。その心の支えにしてたお守りまで捨てて・・・。まったくバカな連中だぜ。

船長として今のオレがやるべきこと・・・。それはこの地に縛られている仲間たちに希望を返し、新たな航路を示してやること」

すると朽ち果てた船が光に包まれ、ゆっくりとその船体を起こしました。

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その甲板には、かつて彼を頼り船に乗り込んだたくさんの人々がいました。

船に歩み寄った船長は、甲板にいるたくさんの人々を見上げます。

「ほら、お前たちの希望を返すよ。もう二度と手放すんじゃねぇぞ」

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デュレーク船長が剣を空にかざすと、船はゆっくりと方向をかえて進みだします。

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甲板から笑顔の人々が手を振っていました。

船が光の中へ消えて行くのを見送ったデュレーク船長は、ほんの少しだけ微笑みをうかべていました。

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一人残されたデュレーク船長は、少し照れくさそうに後の朽ちた船を指差しました。

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途中から号泣、号泣ですよ!

こんなお話だったなんて・・・・゜・(PД`q。)・゜・泣けるぅぅぅ。

最初はお宝に執着していて成仏できず、お宝を渡したら「ありがとな!」っていって消えるだけなのかと思っていたのですが・・・。

500年前のいつわりの太陽、メインストーリーではそれに立ち向かった人々のお話でしたが、この夏イベントでは逃げ場もなく翻弄された人々のお話でした。

このお話を知ったあとでリプレイをすると、ハズレの上やくそうや宝石類に腹がたたなくなりました。

たくさんの人を船に乗せるために、みんなが船から投げ捨てたものって思うからなんでしょうね~。

しかし泣かせるなぁ・・・。思い出しても泣ける・゜・(PД`q。)・゜・

 

今日の一枚

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これ、泳げてないよね? おぼれてるよね? もしかして耳呼吸してるのかな。

 

 

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