TOB、1周目クリア、感想など
プレイ時間62時間、Lv67で1周目クリアしました。
感想など。
前作ゼスティリアと対になっている作品という印象。
主人公が女と男であること、災厄の時代の始まりと終わり、災禍の顕主側から見た世界と、導師側から見た世界、など。
実際は終わりじゃないんだと思いますけど。この時代はこうやって生きた、という一人ひとりの物語を切り取ったものかな~、と。
経緯からみてハッピーエンドはないと思っていましたが、どちらもエンディングは永遠(もしくはそれに等しい)眠りにつくという同じ結末でしたね。
エクシリア辺りからだと思いますが、人の心を扱う題材が多くてドロドロした感情の表現が痛々しく感じます。アルヴィンとか。
今作の主人公ベルベットの壊れ具合も痛々しくて目を背けるレベルでした。
ゲームでこういうのあんまりみたくないんですよねぇ。
あとは闇ギルドね。
これも前作と繋がりがあるとは思うんですけど、目的のためには人殺しもやむを得ないという話を、2作続けて出すのはどうなんですかね?
実際にはディスペリアもなんですけど、ディスペリアは心を重点的に扱った作品ではなかったので、世界観に矛盾が生じなかったんですよね。
でもゼスティリアもベルセリアも、マイナスの感情から生まれる「穢れ」によって人が魔物になってしまうという設定なのに、人を殺しても魔物になりません、信念を持ってやっているので!って矛盾していて同感し辛い。
このあたりを前作からきっちりゲーム内で説明できていれば、よかったんではないかな? 無駄に子どもばかりが無残な目にあって死んでいく話ばかりではなくね。そしたら評価ももっとかわったかもしれませんよね。
まぁベルセリアは大きな矛盾もなくまとまっていて、最後まで楽しめました(*´ω`*)
後半は術技が増えて演出が派手になってきたので、バトルも楽しかったです。
聖隷のライフィセットが育っていく様子が可愛らしかったですね~(*´∀`*)
前作は評判はよくありませんが、プレイ済みだと繋がりが把握できて楽しめると思います。
アイゼンやライフィセットの未来、導師や神依の成り立ちとかね。
サブイベントですらないモブの雑談で、前作ゼスティリアに出てくるレディレイクという街(主人公が一番最初に立ち寄る街)が作られる経緯なども散見されました。
湖の乙女ライラの存在も認識されていましたね。
前作とのつながりを丁寧に作りこんでいるなぁと思いました。
残念だったのは2箇所。
アイフリードの顔とその死が描かれていたこと。できれば彼は謎のままでいてほしかった(´Д⊂グスン
あと1つはザビーダがでしゃばりすぎてうざかったこと。でも彼が何故時代にそぐわない銃を持っていたのかというのはわかりましたけど。
謎が1つ。「クローズド・ダーク」ってエクシリア時代のことかしら?
「異世界から侵略されて後、空白の500年」のことらしいのですけど、サブイベントでエクシリアのミラとジュードが出てきたことと関係あるかな?
広いフィールドにそれぞれ個性があったこと、移動が自由にストレスなくできること、音楽がいつも通り素晴らしかったことはかなり高評価です(*´ω`*)
これから2周目にはいりますが、次の新作はできればあまりドロドロしていない、ディスティニーみたいな王道をお願いしたいかな~。
©いのまたむつみ ©藤島康介 ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.