人喰いの大鷲トリコをクリアしました
【人喰いの大鷲トリコ】
大泣きしながらクリアしました!
ストーリー? ぜんっぜん判らない!
だけど最後はただただ涙がでてきてしまいました。
ネタバレが多少ありますので隠しちゃいます。
飛び降りるよー? トリコ、大丈夫? 受け止めてねー。
助けないんかーい!
おくちをパクパクさせて助けようとしてくれてるのですが、残念ながら届かなかったようです。死にました。
もう一度やったら助けてくれましたw
気が付いたら木にぶらさがっていました。
トリコを呼んで、体をゆすってなんとかしようと奮闘すること10分。
あれ? トリコ、片目ケガしてない?! やだっウソでしょ!?と自分のことよりトリコのことが心配で仕方ない。
トリコに2度目喰われたときも、死んだように気絶している少年を揺さぶり、外に運び、鼻先で押し、水溜りにボチャッと浸して気付けしてくれました。
その行動がいとおしくて、目覚めたあとにひたすら「イーソーイーソー」と撫で続けました。
舞台となる大鷲の巣は、霞で地面が見えないほどの高所。
さらに足元が不安定な場所を伝って歩くものですから、少年がヨタヨタとふらつくたびに「ヒィィ」と声が出るほどタマが冷えました。
何度落下したことか・・・。
前半はなにがどうなっているのか判らないまま、ただ出口を探すだけでした。
後半になっていきなり回想やイベントで一気に展開し始め、最後は少年の気持ちと自分の気持ちが一緒になって、少年を助けるために傷つくトリコを助けたい一心でがむしゃらになりました。
最後のムービーはストーリーがまったく判らないのに、ただ涙があふれてきて止まりませんでした。ただただトリコがいとおしかったです。
クリアしてからしばらく動けずに放心していましたね。
詳しい考察なんかはできませんが、自分の予想はこんなかんじ。
大鷲と共存していた石の遺跡の時代、文明が発達し白い塔を作った。
白い塔を維持し稼動し続けるために大鷲を利用するようになった。大鷲に仮面状のコントロール装置をつけ、エネルギー源となる「選ばれたもの」を攫い運んでくるようにさせた。
けれど白い塔のコントロールを失って、街の者たちまで攫われるようになった。
急造の木の建造物と目玉の飾りで大鷲を牽制しようとしたが敵わず滅びた、もしくは外へ逃げた。
少年は最初からトリコのことを知っていたので、外に逃げて生き延びた末裔が伝承のような形で語りついでいたのか、そもそも外に住んでいて大鷲の脅威に晒されてきたのかも。
ざっとこんな感じ。
選ばれたもの、というのは血筋とか素質のことを指しているのかもしれません。
人喰いの大鷲とは言われていますが、実際は人は食わない(運搬するために飲み込んでいただけ)と判ってホッとしています。
正直ストーリーに関しては謎ばかりで消化できていないので、考察は無理。
詳しい考察は他の方がされていると思うので、そちらをどうぞ。
トリコが思うように動いてくれないもどかしさも生き物らしく、何をしてあげたわけでもない少年を慕い顔を摺り寄せてきたり、「イーソーイーソー」と撫でると気持ちよさそうに目を細めたり。
少年を守る為に傷だらけになりながら戦ってくれて、最後に他の大鷲たちにめちゃくちゃにされたときなんかは、「うちのトリコになにしてくれてんねん!ブチ殺すぞ!」という気持ちになりました。
何回も言いますが、トリコがひたすらにいとおしかったです。
3D酔いがなければ2周目、といきたいところなんですが、プレイするたびに鎮痛剤を飲んで尚且つ半日動けなくなるのは辛い。
プレイ時間は10時間ちょっとかな。攻略サイトを利用させていただいたので短めかと思います。
人によってはハッピーエンドなのか否か意見の分かれるところだと思います。
自分は「最悪は免れた」という感じ。
これは心に刺さる物語です。